賭け続けるのはよくない?大数の法則がカジノゲームにも影響するか徹底調査してみた!

今回はオンラインカジノで遊ぶ上で絶対に知っておきたい「大数の法則」について紹介していきます。

大数の法則は「無限にかけ続けると確率が平均値に近づいていく」という法則で、よくギャンブルでは「賭け続けると最終的に負ける」「やめどきが大事」などと言われながら必ず登場するキーワードです。

大数の法則は、簡単にいえば「確率どおりに事が運ぶ」ということです。大数の法則を知っておけばカジノでなぜ負けるのか、どうしたら勝てるようになるのかが分かります。カジノで勝ちたい人はぜひこの機会に覚えるようにしましょう。

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この記事を読んだらわかること

  • 大数の法則の基礎知識
  • 大数の法則とギャンブルの関係
  • ギャンブルで大数の法則から逃れる方法
  • オンラインカジノで大数の法則が影響するか検証

大数の法則と還元率

まずは大数の法則とオンラインカジノの関係について解説していきます。

大数の法則とは?

大数の法則とは、「同じことを繰り返し続けていくと、理論上の平均値に近づいていく」というもの。ギャンブル以外にも政治・金融・医療など世の中のあらゆる場面で影響を及ぼしている法則です。

例えばコイントスの場合をみてみましょう。
以下の画像をご覧ください。これはコインを投げて表が出た回数をグラフにしたものです。

歪みのないコインを投げて裏・表どちらが出るかは理論上では1/2の確率です。

しかし、実際にやってみると裏が連続して3回出たり、表が連続して5回出たりして、1/2という確率とは程遠く感じられることがありますね。

画像でもわかるように、ベット開始から一時的には結果にバラツキが出て確率の揺れ幅が大きくなっています。しかし、100回、1000回、1万回…と続けていくうちに段々と振れ幅が小さくなりながら、ちょうど50%のあたりで収束していっています。

このように大数の法則が働くと、最初のうちは結果にバラツキがあっても平均値に収束するようになっているのです。

この大数の法則はパチスロや競馬などのギャンブルにも影響していて、ギャンブルでは運営側が設定した還元率に収束していくようになっています。

ギャンブルの還元率とは?

ギャンブルの還元率は運営側が設定するもので、全体で賭けられた金額に対してプレイヤー達に還元する割合のことを言います。

例えばパチンコの場合、還元率は80〜85%なので賭け金の20〜25%はお店の利益となり、残りの80〜85%がプレイヤーの手元に戻ってくるということですね。ちなみに、国が認めている公営ギャンブルなら各省庁が還元率を決めています。

以下に、ギャンブルごとの還元率をわかりやすく表にまとめました。

ギャンブル名還元率
宝くじ46.7%
オートレース70%
競馬・競艇・競輪70-75%
パチンコ・パチスロ80-85%
オンラインカジノ93-98%

これを見てもわかるように、宝くじの還元率はプレイヤー全体の賭け金の半分にもなりません。ギャンブルの中でもオンラインカジノが一番還元率が高いですが、それでも93〜98%です。

賭けた額よりハイリターンが望める還元率100%以上というギャンブルはありませんでした。

大数の法則の欠点

実は大数の法則がギャンブルに働くデメリットは、必ず還元率が100%以下となっている点にあります。

それもそのはずで100%以上の還元率にしてしまうと赤字になり、運営が成り立たなくなってしまうからです。運営側はビジネスとして行なっているわけなので、最終的には運営が儲かる仕組みとなっている点ではオンラインカジノも例外ではありません。

つまり、ギャンブルで大数の法則が働いて還元率に近づいていくということは、賭け続けるほど元手を割って稼げなくなるということでもあるのです。

大数の法則への対策

しかし、そんな大数の法則から抜け出して勝ち逃げできる方法が実はあります。

ベット金額をバラバラにする

まずは同じ金額でベットし続けないことです。

ギャンブルでは同じ条件でベットし続けるほど大数の法則が働くので、普段は少額でベットしていても「いざという時に大きく賭ける」というメリハリが大事になってきます。

無駄なベットをしない

また、カジノで大損するタイプにありがちなのが「負けてるから勝つまで続ける」や「勝ったけど調子がいいからもう少し続けよう」というやり方です。

大数の法則では、例え今勝っていても続けていくほど還元率に収束していくようになっているので、オンラインカジノでダラダラと続けていくほど2〜7%が運営側に持っていかれる計算になります。
もし調子よく勝っているなら、その時点で辞めてしまう方が大数の法則から逃れられるので結果的に「勝ち逃げ」できるのです。

勝負する前に勝ちの基準をつくっておく

しかし、いざプレイに熱中していると「引き時」がわからなくなってしまうものです。大数の法則は理解しているけど稼げないという事例では「いつやめればいいかわからない」というケースも少なくありません。

そんな場合は、例えば「賭け金1000円で100円稼げたらやめよう」というように、勝負する前に自分の中で「勝ち」の基準を作っておくことが大切です

実際に大数の法則を検証してみた

ギャンブルで大数の法則が働くことはよく知られていますが、その影響はオンラインカジノにもあるのでしょうか?
ここでは、Casimo編集部がおすすめしているベラジョンカジノのルーレットで実際にベットしながら、赤と黒の割合を検証しました。

10回ベットした時点での割合

ルーレットは、赤と黒に交互に塗られた数字が0-36まで並んでいて(0のみ緑)、今回は数字ではなくどちらの色が出るかを5ドルずつベットしました。0を入れない場合、単純に考えて赤か黒の出現率はコイントスと同じ1/2です。

そこで、10回までベットしてみたところ以下のような結果になりました。

還元率確率
6回60%
4回40%

確率が1/2と考えると、赤が60%・黒が40%で若干振れ幅があるように感じられます。続けてベットしていった場合、大数の法則が働いて1/2の確率に近くなるかみてみましょう。

50回ベットした時点での割合

50回ベットした時点では赤が23回・黒が27回出たので、確率も赤が46%・黒が54%になりました。大数の法則が働き出して、1/2の確率に近づいていることがわかります。

還元率確率
23回46%
27回54%

100回ベットした時点での割合

100回までベットし続けたところ、赤が48回・黒が52回出たので確率も赤が48%・黒が52%になりました。

還元率確率
48回48%
52回52%

10回・50回・100回をわかりやすくまとめてみると以下のようになります。

ベット回数結果確率
10回時点赤6:黒4赤60%:黒40%
50回時点赤23:黒27赤46%:黒54%
100回時点赤48:黒52赤48%:黒52%

確率だけ見ると、だんだんと回数を重ねるごとに振れ幅が小さくなって1/2の確率(50%:50%)に近づいていることがわかると思います。

つまり、ベットを続けるほど平均値に近づいているので、オンラインカジノでも大数の法則が影響しているということですね。

大数の法則まとめ

この記事のまとめ

  • 大数の法則はオンラインカジノでも働く
  • オンラインカジノでは還元率に収束していく
  • 大数の法則にはまらないように「勝ち逃げ」することがポイント
  • 勝ち逃げするには、同じ賭け方を続けず、勝ったらすぐにやめる
  • 事前に「勝ちの基準」を決めておくことが大切
  • 還元率の高いカジノを選ぶことが大事

いかかでしょうか。大数の法則はオンラインカジノにも影響するので、「勝ったらすぐにやめる」「同じ賭け方を続けない」ことを意識してベットすることが大切です。

今回のルーレットでは、分かりやすくするために「0(ゼロ)」を抜きにして還元率100%を基準に検証しました。

しかし、実際はプレイ中に「0(ゼロ)」が出るので、ベットを続けるほど正解率が下がってカジノ側が設定した還元率に収束していきます。もしオンラインカジノで稼ぎたいなら、還元率がなるべく100%に近いところを選ぶのがポイントです。

この記事を書いた人

ハル

予備校講師やセミナー講師を経て、在宅ライティング専業になりました。
Casimoでは2018年立ち上げ当初からカジノゲームや必勝法・攻略法の記事作成を担当しています。

ハル

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