【永久保存版】ファンタンのルールと攻略法・必勝法を完全ガイド!
- 公開日:2022年11月18日
- 更新日:2024年1月19日
今回は中国生まれのカジノゲーム「ファンタン」のルールや必勝法を紹介していきます。
ファンタンは、麻雀よりもずっと古くから中国で親しまれていた原始的なカジノゲームで、マカオで高い人気を得ています。
この記事を読めば、ルールやとっておきの必勝法の他、実際のプレイの流れやゲームを盛り上げるさまざまな賭け方など包括的に習得することが可能です。
当サイトは公平なレビューを提供し、記事中で紹介している他社広告は評価に影響しないことをお約束します。
また、当サイトはオンラインギャンブルが合法な国に居住する方々に向けて提供しています。利用者は居住国の法律を遵守しながらご利用ください。詳細については、執筆・編集ガイドライン、プライバシーポリシーをご覧ください。
この記事を読んだらわかること
- ファンタンの基本的なルール(賭け方・配当)
- ファンタンのゲームの流れ
- ファンタンで使える必勝法
- オンラインカジノで遊べるスーパーファンタン
目次
ファンタンとは
ファンタン(番攤)とは、碁石やコイン・白いボタンなどを金属製のお椀ですくい取り、お椀の中にいくつ入っているかを予想すゲームです。
中国南部発祥のとても原始的なカジノゲームで、マカオや東南アジアのカジノを中心に根強い人気を誇っています。
ファンタンのルール
まずはディーラーとプレイヤーにわかれます。
- ディーラーは卓の上に山積みした碁石にお椀をかぶせ、中身が見えないようにお椀を伏せたままコインの山から引き離します。
- ディーラーが碁石をすくい終えたら、プレイヤーはお椀の中にいくつ碁石が入っているのかを予想します。
このとき、中の碁石の数を当てるのではなく、碁石を4で割ったときにいくつ余るかを予想します。たとえば、お椀の中に19個の碁石が入っていた場合、余りは3つとなります。
余り0と予測したらどこに賭ける?
ファンタンでは、お椀の中の碁石枚数が12や16など4の倍数だった場合、余りは0でなく4として扱われます。
ですので、余りがないと予想したときは余り枚数4のスポットにチップをベットすることになります。
タイ(引き分け)になったらどうなるの?
また、碁石やコインの代わりにトランプを用いてその数字の合計を予想する『スーパーファンタン』には、タイ(引き分け)という追加ルールがあります。
タイとは、カードの数字の合計が事前に定められた特定の数字に当てはまったとき、賭け金はすべて返金されるというものです。
もちろんタイに賭けることも可能で、その場合には8倍(7:1)の配当を受け取れます。
ファンタンの賭け方と配当
ファンタンには、上で述べた方法の他にもゲームを盛り上げるさまざまな賭け方が存在しています。ここではそれぞれの賭け方と配当を画像付きで解説します。
三門(サムホン)
碁石を4で割った余りの数が1、2、3、4のうち、3つの数字いずれかが当たっていれば勝ちという賭け方です。
「1・2・3」「1・2・4」「1・3・4」「2・3・4」の4通りの選択肢があり、配当はいずれも1.3倍(4:3)になります。
丫攤(ヤータン)
碁石を4で割った余りの数が 1、2、3、4のうち、2つの数字いずれかが当たっていれば勝ち。「n通」のnが当たれば負け。いずれにも該当しない数字が当たれば引き分けという賭け方です。
以下に示す12通りの選択肢があり、配当はいずれも1.5倍(3:2)となります。
丫攤(ヤータン)の選択肢 | ||
---|---|---|
2・3(1通) | 2・4(1通) | 3・4(1通) |
1・3(2通) | 1・4(2通) | 3・4(2通) |
1・2(2通) | 1・4(3通) | 2・4(3通) |
1・2(2通) | 1・3(2通) | 2・3(2通) |
例)「2・3(1通)」に$10賭けていた場合、2か3であれば$15の勝ち、1であれば$10の負け、4なら引き分けとなります。
角(コック)
碁石を4で割った余りの数が 1、2、3、4のうち、2つの数字いずれかが当たっていれば勝ちという賭け方です。
「1・2」「1・3」「1・4」「2・3」「2・4」「1・3」の6通りの選択肢があり、配当はいずれも2倍(1:1)になります。
念(ニム)
「x念y」となっているところのxの数字が当たれば勝ち、yの数字が当たると引き分け、それ以外の数字が当たれば負けという賭け方です。
以下に示す12通りの選択肢があり、配当はいずれも3倍(2:1)になります。
念(ニム)の選択肢 | ||
---|---|---|
1念2 | 1念3 | 1念4 |
2念1 | 2念3 | 2念4 |
3念1 | 3念2 | 3念4 |
4念1 | 4念2 | 4念3 |
(例)「1念2」に$10賭けていた場合、1であれば$30の勝ち、2であれば$10の引き分け、3か4であれば負けとなります。
番(ファン)
前で述べたように、お椀の中に入っている碁石の数を4で割った余りを予想する賭け方です。
余りが0の場合は4として扱うため、選択肢は「1」「2」「3」「4」の4通りです。配当はいずれの場合も4倍(3:1)となります。
ファンタンのゲームの流れ
この項では、テーブルに着いてからのファンタンのゲームの流れについて説明していきます。
ディーラーが碁石をカップからすくう
ファンタンのテーブルの上には、およそ100個以上の碁石が一箇所にまとめられ、山のように積まれています。ディーラーは手に持った金属製のお椀を碁石の山の上に被せ、お椀を伏せたまま手前に引き寄せます。
ベットタイム
ディーラーがお椀で碁石をすくい終えたら、プレイヤーがベットします。
カップの中に入った碁石の数を4で割った余りを予想する賭け方が基本ですが、上で述べた三門(サムホン)、丫攤(ヤータン)、角(コック)、念(ニム)など、合計38通りの選択肢の中から、どこにいくらのチップをベットするのかを決定します。
結果発表
「No more bet(ノー・モア・ベット)」の掛け声と共にベットが締め切られると、ディーラーがお椀を開けて、中の碁石を4つずつテーブルの上に並べていきます。
すべての碁石を並べ終えたところで、勝負の結果が明らかになります。
配当
見事に予想が的中していたら、賭け金の大きさに応じた配当金を受け取ります。賭け金に対して、以下のように配当を手にすることが可能です。
- 番(ファン)⇨4倍
- 三門(サムホン)⇨1.3倍
- 丫攤(ヤータン)⇨1.5倍
- 角(コック)⇨2倍
- 念(ニム)⇨3倍
- 引き分け(タイ)⇨8倍
ファンタンで使える攻略法・必勝法
カジノでは、先人たちの度重なる失敗を基にいくつもの必勝法が編み出されては消えていきました。
この項では、有効性の高さから世界中のギャンブルマニアに広く親しまれている攻略法の中から、ファンタンにおいて大きな効果を発揮するものを厳選して紹介していきます。
2倍配当の「角」に賭ける時に使えるマーチンゲール法
マーチンゲール法とは、カジノゲームの必勝法としてもっともポピュラーなもののひとつです。
勝率が1/2のゲームに対して有効であるため、ファンタンにおいては2倍の配当を得られる角(コック)にベットする際に大きな効果が期待できます。
マーチンゲール法の原理は、負けが続くたびに賭け金を倍にしていくというシンプルなものです。
次の表をご覧ください。
ゲーム | 賭け金 | 勝敗 | 損益 |
---|---|---|---|
1 | 1 | × | -1 |
2 | 2 | × | -3 |
3 | 4 | × | -7 |
4 | 8 | × | -15 |
5 | 16 | ○ | 1 |
たとえば、スタート時の賭け金が$1の勝負に4回連続で負けた場合、マーチンゲール法を適用すると1+2+4+8=$15の損失となりますが、5回目で勝てれば、$16の追加投資で$32の配当が得られるため、過去4回分の損失を一度で取り戻せます。
3倍配当の「念」に賭ける時に使えるココモ法
対して、勝率が1/3のゲームに対して有効な必勝法がココモ法です。
ファンタンにおいては、3倍の配当を得られる念(ニム)にベットする際に大きな効果が期待できます。
ココモ法の原理はマーチンゲール法を応用したものですが、負けるたびに賭け金を倍にしていくマーチンゲール法に対して、ココモ法は前回と前々回の賭け金を足した金額を新たにベットしていくため、マーチンゲール法よりも賭け金の上がり具合が緩やかです。
ゲーム | 賭け金 | 勝敗 | 損益 |
---|---|---|---|
1 | 1 | × | -1 |
2 | 1 | × | -2 |
3 | 2 | × | -4 |
4 | 3 | × | -7 |
5 | 5 | ○ | 3 |
ココモ法でもマーチンゲール法と同様に、一度勝てばそれまでの損失を一度に回収することが可能です。
【番外編】オンラインカジノではスーパーファンタンが遊べる
海外のカジノでは碁石とお椀を用いてプレイされることが多いファンタンですが、碁石の数をかぞえる際にある程度の時間がかかってしまうため、ゲームの進行はそれほど速いとはいえません。
ファンタンはディーラーと目の前で相対するカジノでは、ゆっくりと碁石をかぞえることによってプレイヤーの興奮を煽るというメリットも期待できます。しかし、画面を隔ててプレイするオンラインカジノにおいては、そのテンポの悪さがプレイヤーを苛立たせるデメリットとなってしまうことがあります。
そのデメリットを解消したのが、記事の最初に少しだけ触れたスーパーファンタンです。
スーパーファンタンでは碁石の数をかぞえる代わりに12枚のトランプの数字から余りを計算するため、ゲームにかかる時間を大幅に短縮できます。さらに、近年では1ゲームにかかる時間をより短縮するため、6枚のカードの数字の合計値を4で割った余りを予想するというルールが主流となりました。
スーパーファンタンは通常のファンタンと同じように、ベットタイムが終わるまでトランプは伏せた状態でテーブル上に並べられます。
ファンタンまとめ
この記事のまとめ
- ファンタンはディーラーとプレイヤーの一騎打ち
- 碁石とお椀を使ってプレイする
- 様々な賭け方がある
- マーチンゲール法やココモ法などの必勝法が使える
- スーパーファンタンは碁石の代わりにトランプを使う
いかがでしょうか。ファンタンはとても原始的なギャンブルですが、時代と共に進化し、今ではスーパーファンタンとして世界中のオンラインカジノで気軽に楽しめます。
碁石を4で割ったときの余りを予想するだけでなく、配当の異なるさまざまな賭け方があるため、その戦略は多岐にわたります。とても奥の深いゲームなので、是非一度遊んでみてください。