ブックメーカーのボクシングの賭け方やオッズ|攻略法も解説
- 公開日:2022年11月22日
- 更新日:2023年9月25日
今回はブックメーカーのボクシングについてご紹介していきます。
ボクシングは選手が1対1で腕を競い合うシンプルなスポーツですが、そのベッティングの仕方にはさまざまなバリエーションがあり、多くのスポーツファンとギャンブラーを惹きつけてやみません。
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この記事を読んだら分かること
- ブックメーカーのボクシングのベット方法
- オッズを表す方式(デシマル・フラクショナル・アメリカン)
- おすすめのブックメーカー(ウィリアムヒルカジノ)
目次
ブックメーカーのボクシングでベットできるオッズ
ここでは、ボクシングのブックメーカーにはさまざまなベッティング方法があり、下記のような幅広いオッズが用意されています。
ベッティング可能なオッズにはどんなタイプがあるのかウィリアムヒルカジノのブックメーカーのスクショを使用して説明します。
勝者予想(Bout Betting)
Bout Bettingはボクシングや格闘技のブックメーカーにおけるもっともポピュラーな賭け方で、ブックメーカーを取り扱う業者によってTo Win FightやMoney Line、試合ベッティングなどと呼ばれることもあります。
Bout Bettingとはどちらの選手が試合に勝利するかを予想してベッティングをおこなうものです。
1対1で試合をおこなうボクシングでは、2倍の配当率をベースに人気の高い選手ほどオッズが小さく、逆に人気の低い選手ほどオッズが大きくなります。
両者の引き分けを予想して賭けることもできますが、ボクシングの試合において引き分けになる場合は稀であるため、非常に高いオッズがつけられることがほとんどです。
具体的には、下記の3通りのいずれかを予想して、任意の金額をベットします。
- 選手Aの勝ち
- 引き分け
- 選手Bの勝ち
試合の決まり方(Method of Result)
Method of Resultは勝者だけでなく、試合がどのようにして決着するかを予想する賭け方です。
Method of ResultにはKOまたはTKO勝ちをするか、判定で勝つかの2通りの賭け方があり、人気の高い決着の仕方ほどオッズが小さく、人気の低い決まり方ほどオッズが大きくなります。
Bout Bettingと同様に引き分けに賭けることもできますが、引き分けになることは稀であるため、非常に高いオッズがつけられます。
具体的には下記の5通りのいずれかを予想して、任意の金額をベッティングします。
- 選手AのKO/TKO勝ち
- 選手Aの判定勝ち
- 引き分け
- 選手BのKO/TKO勝ち
- 選手Bの判定勝ち
ラウンドごとの勝者予想(Round Betting)
Round Bettingは何ラウンド目でどちらの選手が勝利するかを予想する賭け方を指します。
人気の高い選択肢ほどオッズが低くなりますが、Bout BettingやMethod of Resultと比べると的中させることが難しいため、全体的にオッズは大きいです。
また、ボクシングにおいて試合の決まることの多い中盤のラウンドほどオッズが小さく、試合が決まりにくい序盤や終盤のラウンドほどオッズが大きくなる傾向にあります。
何ラウンド目でどちらの選手が勝利するか予想する賭け方に加えて、どちらかが判定勝ちするか、引き分けするかに賭けることもできますが、通常のベッティングよりもオッズは小さくなる場合がほとんどです。
具体的には、下記のいずれかを予想して任意の金額をベッティングします。
- nラウンド目で選手Aが勝つ
- 選手Aの判定勝ち
- 引き分け
- nラウンド目で選手Bが勝つ
- 選手Bの判定勝ち
ボクシングでは1試合に3分間のラウンドを12回おこなうことが国際的な標準ルールとなっているため、Round Bettingでは計27通りの選択肢があることがわかります。
複数ラウンドごとの勝者予想(Group Round Betting)
Group Round Bettingとは、Round Bettingの変形版ともいえる賭け方で、試合の展開をいくつかのグループにわけて、どちらの選手がどのラウンドの間で勝利するかを予想するものです。
予想を的中させることが難しく全体的に非常に高いオッズを誇るRound Bettingと比べると格段に的中させやすいため、全体的にオッズは小さくなる傾向になります。
グループ分けにはいくつかのバリエーションがありますが、3つのラウンドを1つのグループにまとめる方法が一般的です。
具体的には下記の11通りのいずれかを予想して、任意の金額をベッティングします。
- 1~3ラウンドで選手Aが勝つ
- 4~6ラウンドで選手Aが勝つ
- 7~9ラウンドで選手Aが勝つ
- 10~12ラウンドで選手Aが勝つ
- 選手Aの判定勝ち
- 引き分け
- 1~3ラウンドで選手Bが勝つ
- 4~6ラウンドで選手Bが勝つ
- 7~9ラウンドで選手Bが勝つ
- 10~12ラウンドで選手Bが勝つ
- 選手Bの判定勝ち
最終ラウンドまで試合をするか(Fight to go the Distance)
Fight to go the Distanceとは、その試合が最終ラウンドまでもつれこむかどうかを予想する賭け方です。
最終ラウンドで勝敗が決するかどうかや試合の結果は考慮しないため、Fight to go the Distanceにおける選択肢は最終ラウンドまでもつれこむか否かの2通りしかありません。
結果が2通りだけなので配当率は2倍がベースとなりますが、人気の多寡によって配当は大きく上下します。
ボクシングのブックメーカーでは比較的予想を的中させやすい賭け方であるため、初心者の方にもおすすめのベッティング方法です。
ライブベッティング
ブックメーカーを楽しむ方法のひとつに、「ライブベッティング」があります。
ライブベッティングでは、試合が始まる前にベッティングを終える通常のブックメーカーと異なり、試合を観戦しながらリアルタイムでベッティングをおこなうことが可能です。
リアルタイムならではの臨場感あふれるベッティングを味わえることはもちろん、試合の情勢を考慮することでより正確な予想を立てられるというメリットもあります。
オッズもリアルタイムで変動するため、試合の情勢が傾くほど人気が偏向してオッズが極端に低くなってしまう場合もありますので、ベッティングをおこなうタイミングにも留意しなければなりません。
ボクシングは週末に試合を組まれることが一般的です。
オンラインカジノの専用ページではベッティングの受付をしている試合が一覧で表示されますので、ライブベッティングを利用する方は週末にオンラインカジノをチェックするようにしてください。
ライブベッティングはオンラインカジノに限ったサービスではなく、ブックメーカーでも楽しむことができます。
その他特殊な賭け方
以上が代表的なブックメーカーのボクシング方法ですが、有名選手の試合など注目度の高いイベントでは上記以外のさまざまな賭け方が用意されます。
たとえば、「どちらかの選手が何ラウンド目でダウンするか」や「パンチがヒットする確率」を予想するものもあれば、「どちらかの選手が特定のラウンドで判定勝ちする」といったピンポイントな賭け方など、そのバリエーションは多岐にわたります。
世間一般の注目度が高いほど特殊なベッティング方法のバリエーションも豊富になる傾向がありますので、有名選手同士のカードやタイトルマッチが開催されるときにはぜひブックメーカーをチェックしてみてください。
ボクシングベッティングのオッズ表記は3通り
ブックメーカーに用いられるオッズ表記にもいくつか種類がありますが、下記のメジャーな表記を紹介していきます。
3種類のオッズ表記
デシマルオッズ
デシマルオッズとはオッズを小数点で表す方式です。
オッズを表すもっともポピュラーな表記法のひとつで、イギリスを除くヨーロッパ諸国を中心に世界中で広く用いられています。
数字が大きいほどオッズも大きくなり、賭け金にデシマルオッズを掛けることで予想を的中させたときに受け取ることのできる配当額が求められます。
画像の1列目にあるDaniel Dubois対ケビン・ジョンソンの試合を例にとると、$100をベットするとき、それぞれの配当は以下のとおりです。
- Daniel Duboisの勝ち:$100×1.01=$101
- 引き分け:$100×34.00=$3,400
- ケビン・ジョンソンの勝ち:$100×17.00=$1,700
前の項で述べているようにオッズの大きさは人気によって上下するため、勝つと予想している人の多いDaniel Duboisのオッズは小さく、逆に人気の低いケビン・ジョンソンはオッズが大きくなっていることがわかります。
デシマルオッズは日本人にとっても馴染みが深く、配当額の計算もしやすい表記方式であるといえます。
フラクショナルオッズ
フラクショナルオッズとはオッズを分数で表す方式で、主にイギリスを中心に用いられているものです。
分母に対して分子が大きいほどオッズが大きくなり、また分子よりも分母が大きい場合には分母の大きさに反比例するようにオッズが小さくなります。
フラクショナルオッズに賭け金を掛けた金額に賭け金(元金)を足すことで配当額を求められます。
画像の2列目にあるJarrell Miller対トマシュ・アダメクの試合を例にとると、$100をベットするとき、それぞれの配当は以下のとおりです。
- Jarrell Millerの勝ち:($100×1/20)+100=$105
- 引き分け:($100×25/1)+100=$2,600
- トマシュ・アダメクの勝ち:($100×8/1)+100=$900
また、フラクショナルオッズは分母と分子を足した数を分母で割ることでデシマルオッズに変換することが可能です。
例として、Jarrell Miller対トマシュ・アダメクの試合で引き分けになった場合のフラクショナルオッズを変換すると、デシマルオッズは(25+1)/1=26.00であることが求められます。
アメリカンオッズ
アメリカンオッズとはポジティヴ(+)とネガティヴ(-)によってオッズを表す方式で、数字が大きいほどオッズが大きくなり、逆に値が小さいほどオッズも小さくなります。
その名のとおり主にアメリカを中心に用いられているもので、アメリカンオッズを読み取り予想を的中させたときの配当額を計算するには、多少の慣れが必要です。
アメリカンオッズの値は$100を賭けた場合を基準に設定されており、オッズがポジティヴ(+)であれば、$100を賭けたときにオッズの値と同額の配当金を受け取れることを意味しています。
たとえば、オッズが+500であるとき、$100を賭けると賭け金に加えて$500の配当を得ることができます。
逆にオッズがネガティヴ(-)の場合、オッズの値と同額の賭け金をベットしたときに$100の配当金を受け取れることを意味しています。
たとえば、オッズが-1,000であるとき、$1,000をベットすると賭け金に加えて$100の配当を得ることができます。
アメリカンオッズもフラクショナルオッズと同様に、デシマルオッズに変換することが可能です。
具体的には、アメリカンオッズの頭についているポジティヴ(+)またはネガティヴ(-)の記号を除いた数字に100を足し、ポジティヴ(+)の場合は100で、ネガティヴ(-)の場合にはオッズで割ると、デシマルオッズを求められます。
デシマルオッズやフラクショナルオッズと比べると配当金額は計算しにくいですが、オッズの大きさを直感的に把握しやすいことがアメリカンオッズの大きなメリットです。
ブックメーカーのボクシングまとめ
この記事のまとめ
- ブックメーカーのボクシングではさまざまな賭け方が楽しめる
- バスケットボールならではのユニークなオッズが多い
- 代表的なオッズ表記はデシマルオッズ・フラクショナルオッズ・アメリカンオッズの3種類
いかがでしょうか。ボクシングにはさまざまな賭け方のバリエーションがあり、同じ試合内容でも賭け方によって異なるスリルと興奮を味わうことができます。
ブックメーカー初心者の方は的中率の高いBout BettingやFight go to the Distanceが、中級者の方は的中率と配当率のバランスの良いMethod of ResultやGroup Round Bettingが、上級者に方には配当率が大きいRound Bettingがおすすめです。
スポーツが好きな方ほどのめり込むギャンブルですので、スポーツ好きの方はぜひブックメーカーの魅力に触れてみてください。